ORTHO歯並びを直したい~矯正歯科~

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気になる歯並びは矯正しましょう

矯正は、成長途中のお子様にしかできない治療だと諦めていませんか? 勝どき・月島の歯医者「ミモデンタルクリニック」では大人の方に対しての矯正治療も行っています。歯並びや咬み合わせが気になる方は一度ご相談ください。*矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。

乱れた歯並びが体に与える影響

虫歯・歯周病になりやすい

虫歯・歯周病になりやすい

歯が重なっている部分には食べかすや汚れが溜まりやすく、磨き残しにもつながります。磨き残しがあるとそこから細菌が繁殖し、虫歯・歯周病になることも考えられます。

食べ物を咀嚼しにくい

食べ物を咀嚼しにくい

歯と歯がしっかりと咬み合っていないと食べ物の咀嚼が難しくなります。そのため、きちんと咀嚼せずに飲み込むようになり胃や腸に負担をかけることとなってしまうのです。

発音しにくい

発音しにくい

歯並びが乱れていると、発音する際、歯と歯のすき間から空気が抜け発音が不明瞭になることがあります。

コンプレックスになる

コンプレックスになる

歯並びが乱れているために、人前で口を開けるのをためらう方がいらっしゃいます。歯並びが気になると口をあけて笑ったり、話したりしにくくなるようです。

顎の成長を妨げる(お子様の場合)

顎の成長を妨げる(お子様の場合)

乱れた歯並びで咬み続けていると、顎のバランスが崩れ、正しい成長が阻害される恐れがあります。

肩こり・頭痛の原因になる

肩こり・頭痛の原因になる

乱れた歯並びの方は、正しく咀嚼できないため、咬む際、余計な力がかかってしまいます。この力が肩こりや頭痛の原因になる恐れがあります。

矯正担当医 上杉 俊輔
経歴
  • 2010年国立 東京医科歯科大学 歯学部歯学科 卒業
  • 2011年東京医科歯科大学歯学部付属病院 歯科臨床研修医 修了
  • 2011年東京医科歯科大学 咬合機能矯正学分野入局・矯正歯科外来勤務
  • 2016年日本矯正歯科学会 認定医取得
  • 2018年日本矯正歯科学会 臨床指導員(旧専門医)取得
  • 2018年~東京医科歯科大学歯学部付属病院 非常勤講師
資格 公益社団法人 日本矯正歯科学会 臨床指導医(旧専門医)
公益社団法人 日本矯正歯科学会 認定医
論文・著書・共著

論文

  • Uesugi S, Imamura T, Yonemitsu I, Ono T. Surgical-Orthodontic treatment of adults with mandibular retrognathism and obstructive sleep apnea. J Clin Orthod.2019;53(9):521-534.
  • Uesugi S, Imamura T, Kokai S, Ono T. Cone-beam computed tomography-based diagnosis and treatment simulation for a patient with a protrusive profile and a gummy smile. Korean J Orthod.2018;48(3):189-199.
  • Uesugi S, Kokai S, Kanno Z, Ono T. Stability of secondarily inserted orthodontic miniscrews after failure of the primary insertion for maxillary anchorage: Maxillary buccal area vs midpalatal suture area. Am J Orthod Dentofacial Orthop. 2018;153(1):54-60
  • Uesugi S, Kokai S, Kanno Z, Ono T. Prognosis of primary and secondary insertions of orthodontic miniscrews: What we have learned from 500 implants. Am J Orthod Dentofacial Orthop. 2017;152(2):224-231.
  • Uesugi S, Yonemitsu I, Kokai S, Takei M, Omura S, Ono T. Features in subjects with the frontal occlusal plane inclined toward the contralateral side of the mandibular deviation. Am J Orthod Dentofacial Orthop.2016;149(1):46-54
  • 上杉 俊輔, 米満 郁男, 小海 暁, 大村 進, 小野 卓史/上顎咬合平面の傾斜と下顎側方偏位方向が相反する顔面非対称患者の形態学的特徴. 日本顎変形症学会雑誌 24(1):27-36.

著書・共著

矯正歯科のための重要16キーワード ベスト320論文 クインテッセンス株式会社 2017年

メッセージ 歯列矯正治療を担当している上杉俊輔です。
東京医科歯科大学歯学部付属病院・矯正歯科外来に在籍し、歯列矯正治療の技術に関して日々研鑽を積んでまいりました。
歯並びの問題は、見た目という審美的側面から、食べ物が噛みにくいといた機能的な面まで多岐にわたり、治療に使用する装置の種類、それに伴う治療期間や費用なども様々です。そのため、当院では患者様ごとにしっかりとお話しした上で、納得していただける治療方針をご提案できるよう努めております。また、自分自身、成人してから歯列矯正治療を受けた経験があり、矯正治療の良い部分だけでなく、大変さも理解しているつもりです。
治療中は多少の苦労がつきまとうため、少しでもはやく、痛みの少ない治療を行うことを目標とし、できるだけ快適に通院していただけるよう心がけております。
矯正治療は見た目の改善だけでなく、行動や精神面にも影響するとてもポジティブな治療です。歯並びやかみ合わせでお悩みの方は、ご遠慮なくお問い合わせください。
美しく機能的なかみ合わせを獲得するお手伝いをさせていただきます。
一緒に頑張りましょう!

取り扱い矯正装置紹介

≪表側矯正装置≫

取り扱い矯正装置紹介

概要 表側にマルチブラケット装置を装着する一番オーソドックスな方法です。当院では、比較的目立ちにくい装置を採用いており、セラミックでできたブラケットや白く加工したワイヤーを選択することも可能です。
メリット
  • 治療費が安価(ほかの治療方法(舌側矯正、マウスピース矯正等)と比較して)
  • 治療期間が一番短い場合が多い
デメリット
  • 装置が目立ってしまう。
  • 痛みや違和感がある。
  • 歯磨きがしにくい
メタルブラケット

メタルブラケット

概要 表側にマルチブラケット装置を装着する一番オーソドックスな方法です。当院では、比較的目立ちにくい装置を採用いており、セラミックでできたブラケットや白く加工したワイヤーを選択することも可能です。
メリット
  • 治療費用が比較的安価
  • 壊れにくい
  • さまざまな症例に対応できる
デメリット
  • 金属アレルギーを引き起こす恐れがある
  • 見た目が目立つ

≪舌側矯正装置(裏側矯正)≫

舌側矯正装置(裏側矯正)

概要 装置を歯の裏側に装着する方法です。表側に装置が付かないため、他人から装置が見えにくいのが最大のメリットです。装置に舌があたり、話しづらさを感じる場合があります。
メリット
  • 外側から装置が見えない。
デメリット
  • 話しづらい場合がある。
  • 痛みや違和感がある。
  • 歯磨きがしにくい。
  • 治療費が、表側装置と比較して高額になる。

≪部分矯正治療≫

部分矯正治療

概要 全ての歯を動かすわけではなく、前歯のみといったように部分的に矯正治療を行うため、比較的短期間・低価格での治療が望めます。ただし、すべての歯を動かすわけではないので、適応症例が限られます。
どんな歯並びでも部分矯正が行えるわけではないので、適応の可否、メリット・デメリットを初回ご相談時にお話しさせていただきます。
メリット

※全顎矯正とくらべて

  • 費用が安価。
  • 治療期間が短い。
デメリット
  • 適応症例が限られる。
  • 部分的に歯を動かすため、全体的なかみ合わせの調整は難しい。
クリアブラケット

クリアブラケット

概要 透明な樹脂製のブラケットを使った矯正装置です。
どんな歯並びでも部分矯正が行えるわけではないので、適応の可否、メリット・デメリットを初回ご相談時にお話しさせていただきます。
メリット
  • 装置が目立たない
デメリット
  • メタルブラケットと比べると治療費用がやや高額
セラミックブラケット

セラミックブラケット

概要 自然の歯に近い色のセラミックを使った矯正装置です。ワイヤーも自然な色にすることができます。
メリット
  • 装置が目立たない
  • 金属アレルギーのリスクない
デメリット メタルブラケットと比べると治療費が高額
マウスピース型矯正装置

マウスピース型矯正装置(インビザライン、アソアライナー)

概要 取り外し可能なマウスピースを使用して行う矯正治療です。
ワイヤーを使用せず矯正治療が行えますが、
しっかりと使用時間が確保できない場合は計画通り歯が動かない場合があるので注意が必要です。
メリット
  • 透明なマウスピースを使用するため目立たない。
  • 取り外し可能なため、歯磨きがしやすい。
  • 金属アレルギーの場合も使用可能。
デメリット
  • 使用時間が確保できない場合、治らない。
  • 適応症例が限られる。(どんな歯並びも治るわけではありません)
  • 痛みや違和感がある。

子供の矯正治療

治療開始の時期について

子供の矯正治療は、治療の目的ごとに2段階に分かれています。

Ⅰ期治療(混合歯列期:永久歯と乳歯が混ざっている時期)

7、8歳~11歳くらいまでに行う場合が多いです。
骨格的な問題を優先的に改善し、将来歯を並びかえる本格的な治療(Ⅱ期治療)の準備をしていきます。この時期に約1年半から2年ほど通院していただく場合が多いです。

Ⅰ期治療(混合歯列期:永久歯と乳歯が混ざっている時期)

Ⅱ期治療(永久歯列期:すべて永久歯にはえかわってから)

12、13歳~すべての歯が生えかえかわってから治療を行います。
マルチブラケット装置(いわゆるワイヤー矯正)を使用しすべての歯を動かしてかみ合わせを整えていきます。
開始時の歯並びによって、約1年~2年ほど通院していただく場合が多いです。

Ⅱ期治療(永久歯列期:すべて永久歯にはえかわってから)

子供の矯正治療の目的

全ての歯が永久歯に生えかわる前に、将来的なかみ合わせを整えるための土台作りの役割があります。

(A) 上下の顎のバランスを整える

出っ歯、うけ口、顎の曲がりなどは、歯だけの問題ではなく骨のバランスが関係している場合がほとんどです。
この顎の不調和を改善し、骨格的にかみ合わせを整えていきます。

  • (A) 上下の顎のバランスを整える 01
  • (A) 上下の顎のバランスを整える 02
  • (A) 上下の顎のバランスを整える 03

(B) 顎の幅を拡げて、永久歯が並ぶ隙間を作る。

でこぼこの歯並びの原因の一つに、顎のサイズと永久歯のサイズが合っていないことが考えられます。
成長期のうちに顎のサイズを拡げていくことで、永久歯がきちんと並べるための準備をしていきます。

  • (B) 顎の幅を拡げて、永久歯が並ぶ隙間を作る。01
  • (B) 顎の幅を拡げて、永久歯が並ぶ隙間を作る。02
  • (B) 顎の幅を拡げて、永久歯が並ぶ隙間を作る。03

(C) 機能的側面の改善、悪習癖の是正

かみ合わせに問題のあるお子様は、機能面にも問題がある場合が見受けられます。

(例)

  • 出っ歯なお子様はお口をぽかんと開けており、口呼吸の場合が多い。
  • 指しゃぶりにより出っ歯になり前歯が噛まない。
  • べろ(舌)の癖により前歯が噛まなくなってしまい発音にも影響が。
  • (C) 機能的側面の改善、悪習癖の是正 01
  • (C) 機能的側面の改善、悪習癖の是正 02
  • (C) 機能的側面の改善、悪習癖の是正 03
  • (C) 機能的側面の改善、悪習癖の是正 04

治療期間と通院頻度

治療期間は大人の場合2年前後、子供の場合Ⅰ期治療時は約2年、永久歯のはえかわりと顎の成長を観察し、Ⅱ期治療移行時に追加で約2年の期間を要する場合が多いです。
その間、おおよそ月1回程度の通院が必要となります。ただし、歯並びの状態によって、より短期間の場合や、それより長期的治療が必要な場合もありますので、初心相談時にお問い合わせください。
(例)治療期間24か月の場合、通院回数約24回

矯正治療に伴う一般的なリスクや副作用について

① 矯正歯科装置装着後に違和感、不快感、痛みなどが生じることがあります。数日間~1,2週間で慣れてきます。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
④ 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病が生じるリスクが高まりますので、ハミガキを適切に行い、定期的にメンテナンスを受けるなどの対策が必要となります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや、歯肉がやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないこと、歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑦使用する装置などによっては金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑧治療中に、「顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくい」などの顎関節症状が生じることがあります。
⑨様々な要因に伴い当初予定していた治療計画を変更する場合があります。
⑩ 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑪矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
⑫矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物) の一部が破損する可能性があります。
⑬治療が終了し装置が外れた後に、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物 (補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす場合があります。
⑭ 治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや 咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。
⑮ あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
⑯ 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。 また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
⑰ 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。